MATCH INFO
試合日程・結果

試合結果
定期戦
2022年6月25日(土) @慶応義塾大学日吉グラウンド
京都大学 0
66 慶応義塾大学A
0 前半 40
0 後半 26
T G PG DG T G PG DG
0 0 0 0 前半 6 5 0 0
0 0 0 0 後半 4 3 0 0

<メンバー>
【京都大学】
1.宮田墾(M2)金沢桜丘
2.渡邊将太(4)県立浦和
3.和氣宏典(4)東海
4.佐竹開斗(4)県立浦和
5.梅園倫太郎(3)神戸
6.高原彰吾(5)大阪桐蔭
7.笹井亮志(4)膳所
8.朝比奈佑紀(3)神戸
9.野澤朋仁(2)北野
10.久家杏太(4)濟々黌
11.平井悠太(3)天王寺
12.大鶴健(2)灘
13.日野坪英亮(2)静岡
14.荻野晃平(4)静岡
15.加清渓太(3)都立青山
16.鈴木歩真(2)大手前
17.佐藤孔明(3)清真学園
18.横山ルイ(4)静岡
19.宮﨑翔一(4)長崎西
20.西山恵慈(3)都立国立
21.草野太耀(1)小倉
22.正岡充(4)奈良学園
23.柿本大輝(3)六甲学院
24.村上敬一朗(3)神戸
25.伏見玲於那(4)六甲学院
26.森下湧生(3)北野

【慶應義塾大学】
1.後藤克徳(4)國學院久我山
2.山田空太(2)慶應義塾志木
3.小松秀介(3)名古屋
4.長瀬穣一郎(2)山形南
5.シュモックオライン(3)Mount Albert Grammar School
6.本郷海志(3)慶應義塾志木
7.村口遥紀(4)慶應義塾
8.福澤慎一郎(3)本郷
9.橋本弾介(1)慶應義塾
10.百田啓人(4)慶應義塾
11.良塚元基(4)慶應義塾
12.中村大地(4)桐蔭学園
13.中井優(1)慶應義塾
14.上野知和(3)慶應義塾
15.江頭駿(1)慶應義塾
16.山際毅雅(2)浦和
17.木村亮介(3)慶應義塾
18.柳澤雄太(2)慶應義塾
19.浅井勇暉(2)仙台
20.冨永万作(2)仙台第三
21.遠矢虎太郎(2)慶應義塾
22.井上皓介(3)慶應義塾
23.中山元(3)八戸
24.大川竜輝(1)慶應義塾
25.中西一真(3)慶應義塾
26.浅田侑平(4)慶應義塾



<試合経過>

7分 慶應 京大陣22M外右京大ペナルティにより8がフリーキック。そのまま自身でボールを運びコーナー右へトライ[14c-〇]【0-7】 

17分 慶應 京大陣22M内左側から7→12→15→13とパスが渡り13がポスト右にトライ。[14c-〇]【0-14】

25分 慶應 慶應陣22M外右中間ラックより9→10→6とパスが渡り、6が独走。6→9とパスが渡り9がポスト右にトライ。[14c-〇]【0ー21】

30分 慶應 京大陣ポスト右ゴールライン手前のラックより9が持ち出しそのままトライ。[14c-〇]【0ー28】

36分 慶應 京大陣22M外中央より10がショートキック。12が拾ってそのままトライ。[14c-〇]【0ー35】

39分 慶應 京大陣22M内右でラックを形成。9→10→13→15とパスが渡り15がコーナー左にトライ。[14c-〇]【0ー42】


HALF TIME( 0ー42 )

8分 京大 交代 3.和氣→17.佐藤 12.大鶴→24.村上

13分 慶應 京大陣ゴールライン手前右でラックを形成。9→10→6とパスが渡り6がコーナー左にトライ。[14c-〇]【0ー49】

15分 京大 交代 11.平井→25.伏見

20分 慶應 京大陣22M内右中間のラックから9→10→15→14とパスが渡り14がコーナー左にトライ。[14c-〇]【0ー56】

24分 慶應 京大陣22M内左中間のラックから9が持ち出しそのままポスト左にトライ。[14c-〇]【0ー63】

33分 慶應 京大陣22M左ラインから23が独走しポスト左にトライ。
[14c-〇]【0ー70】


NO SIDE ( 0ー70)


スコアラー:冨田 千華


-------------------------------【コメント】-------------------------------

溝口 正人監督
本日は35℃を超える暑い中、多くのOBさん、保護者の方々にグランドまで足をお運びいただき、またたくさんのご声援賜り、誠にありがとうございました。
春シーズンの目標にしていたゲームのひとつである慶應義塾大学との定期戦でしたが、結果は大敗。Aリーグ昇格という高い目標を掲げる渡邊組としましては、まだまだ大きく成長していかなければならないと痛感しております。
さてゲームの方ですが、スクラムなど充分に通用している部分も確かにあったのですが、全体的に格上の相手に対して、がっぷり四つ相撲を組みに行っているようなゲーム運びをしており、もうひと工夫が必要かと…
また、ディフェンスに関しては、春から拘ってきた内からしっかりとあげて相手にプレッシャーをかけていくこと、そして最後の踏み込みでより攻撃的なタックルをすることがまだまだできておらず、ディフェンスが全体的に受け身である点は大きな反省です。そして、これに関しては本日対戦した慶應義塾大学さんは非常に良いお手本になったと思います。
これまで、なかなか良い結果が出せていませんが、unwaveringな強い意志をもって、次戦の関西学院大学戦に臨んでほしいと思います。


渡邊 将太 (4回 主将 県立浦和) HO
春シーズンの大きな目標として、絶対勝つという意気込みで挑んだ試合だった。
結果、大きく差をあけられて敗退してしまった。
一言で表すなら、走り負けだと思う。
前半20分くらいを見れば、決して負けゲームとは思えないような展開が続いていたように思う。しかし、慶應はタフで、京大のFWは徐々に走れなくなり、単純な展開にやられ、簡単にトライを量産されてしまった。
大きく課題としてあるのは三つだと考えている。

1つはセットプレー1次DF。ここで毎回10~20m下げられることでかなり体力を消耗させられた。
2つ目は蹴り合い。かなり改善されてきている部分だが、多くの場合、京大が下げられる結果になってしまった。
3つ目はキャリア―のドライブ意識。京大は当たってすぐダウンボールしてしまい、それがジャッカルに繋がってしまった。トライダウン、ヒップスイングのようなスキルを意識するあまり、がむしゃらにドライブするという意識が薄れてしまったかもしれない。

フィットネスについて、メニューは負荷の高いものを増やしており、練習の合間も短縮し、大きな危機感を持って取り組んでいる。
また、関学戦までには、同志社や慶應を参考にしたゴール前ATで、敵陣に入ったらきっちりとトライを取ってこられるようにしたい。
手ごたえ自体はあるので、関学戦では必ず勝ちたい。

久家 杏太 (4回 副将 濟々黌) SO
春シーズンの大きな目標としていた慶應戦でしたが、理想通りの結果とはなりませんでした。序盤は相手のコンタクトレベルにも負けず、DFできておりシーズン中に行っていた同志社との合同練習の成果が出たように感じましたが、ゲインされてDFラインを下げられると、後手後手にまわり簡単にトライを取られてしまう場面が多く、そのような時こそセットを早くし粘り強いDFをしなければならないと思います。
BKとしてはセットプレーで新しいサインが成功し、ビックゲインできたのは収穫の1つでした。しかし、課題もビックゲイン後のブレイクダウンや風に対応したキック処理等多く見つかりました。次の試合までに修正し、関学戦では良い結果を残せるよう頑張ります。

佐藤 孔明(3回 清真学園) PR
DF時、相手がフロントドアからバックドアへのパスをする場面で、チーム全体が詰めのDFをできておらず、相手に走られてしまったと思う。また、個人としては、ラック付近からDFラインを押し上げるプレーを怠ってしまっていたので改善したい。一方で、ATKのブレイクダウンは近くの人と意思疎通ができている場合、捲られることは少なかったのでそこは良かったと思う。

加清 渓太 (3回 都立青山) FB
慶應相手に通用したとろこが見つけられて少し自信になった。しかし、勝てていないので課題も見つかった。チームとしては取り切る力と前に出るディフェンス、個人としては、流れを変えれることがもっとできたらなと思った。次の試合も頑張ります。

宮田 墾(M2 金沢桜丘) PR
慶應戦は常にBattleすることを目標に掲げたが、接点でのコンタクトレベルの差を感じ、Battleできない場面が多くありました。また、今までやってきたディフェンスの決め事を、どんな状況でも徹底しきるチームの強さが必要だと感じました。
一方で、スクラム、モールなど通用するものも確実にありました。
今回でた反省を活かして、関学戦、秋のリーグ戦にむけて強くなっていきたいと思います。

高原 彰吾 (5回 大阪桐蔭) FL
試合開始早々、DFにおいてセットが遅れる、タックルが決まらない、食い込まれる、セットが遅れる・・・の悪循環に陥った。そして体力的にタフな前半の終盤に、この悪循環が加速してスコアを重ねられてしまった。
一方、セットプレー(スクラム、モール)で優位に立てたことは自信になった。しかし同時にそれを優位なゲーム運びに利用するマネジメントができなかった。
一つ一つの局面で完敗した感覚は無かったので、スコアとして大敗に終わったことは非常に悔しい。
一年生を迎えての初の強豪との定期戦ということもあって、昨年から掲げていた「より価値ある定期戦を」の文化を彼らに感じてもらいたい気持ちも個人的にあったため、完敗という結果は尚更残念だった。この負けからしっかり学び、次に繋げたい。
しかし改善点は明確なので、来る二週間はいい準備をしてKG戦を迎えられると思う。2週間後はいい結果を報告できるようbestを尽くしたい。

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☆本日のマン・オブザマッチ☆
佐藤 孔明 (3回 清明学園)
A戦、B戦ともに途中出場し、安定したセットプレーと高いワークレートを発揮したから。また、いいリアクションや鋭いタックル等の好プレーも見られたから。

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