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2024.01.28

【2023年度 4回生 引退コメント】

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。

今年はOBさんもご参加していただき、1月20日に納会が行われ、正式に代替わりが行われました。

昨年度はOBの皆様、保護者の皆様をはじめ、様々な方々のご支援ご声援をいただきまして、誠にありがとうございます。

Aリーグ昇格を掲げラグビーに全力を捧げていた選手たちのために、経済的なサポート、熱のこもった試合の応援など、あらゆる場面でご支援を賜りました。感謝申し上げます。

皆様のサポートなしでは、Bリーグ5位の結果も東京大学との試合でA,B両チーム勝利を収め、有終の美で終えることもあり得ませんでした。

サポートしてくださった皆様に、部員一同感謝しております。本当にありがとうございました。


また、新チームは主将:大鶴健、副将:野澤朋仁・菊地元登を筆頭に、主務:日野坪英亮、風紀委員:飛鳥真弥の5名が率いて参ります。

今後ともOB・保護者の皆様におかれましては、2024年の大鶴組も応援・ご支援のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。 



さて引退に際しまして、2023年度村上組でチームを率いた4回生の方々から、引退のコメントを頂きました。

順次ホームページにて掲載させていただきます。4回生本人が選ぶお気に入りの写真と共にご覧ください。

今回は村上組を中心となって率いてくださった四役の方々からのコメントを掲載します。




村上敬一朗

この1年間主将を務めさせていただきました、村上敬一朗です。

まず初めに、OB、OGの方々、保護者の皆様、今年度も多大なるご支援、ご声援賜り本当にありがとうございます。用具などの支援やグラウンド管理など目に見えるものはもちろんですが、良い試合だった。面白かった!と色々な方から直接お声掛けいただけたことがとても嬉しく、日々の原動力になっていました。本当に1年間ありがとうございました。

4年間振り返ると、色んな練習や試合が全て昨日のことのように思い出されます。少し細かいところまで振り返ってみます。

1年の浪人を経てあかんデブの身体で入部し、北川コーチと握手を交わして始まった1回生。練習はおそらく4年間で1番キツかったが、京大合格の喜びの余韻で何とか乗り越えた。コロナ禍で制限も多い中だったが、康策さんはじめとする4回生の先輩に支えられながら伸び伸びとプレーさせていただき、すごく楽しかった1年間だった。

ようやく大学ラグビーのスピードにも慣れ、BKらしい身体を手に入れた2回生。林田さんの愛溢れるトレーニングメニューもペアの脩さんのおかげで頑張り続けることができた。なんといってもあの関学戦の勝利は忘れられず、未だにあの試合のスプライザを見る。特に柿本のハイパント→寛太朗さんキャッチ→武さん→かとそうさんのトライ。という激アツシーン。(もちろんケイジのえぐすぎるっ!の歓声、飛び跳ねる朝比奈、マネさんの方?を向いて何か言うイケメンの西田さんもセットで)

毎週あるゴイゴイで平井や尾崎、久家さんと真剣勝負する日々も良い思い出。やはりこの1年間もとても楽しかった。

強力FWを武器にマジで今年強いぞ、いけるぞという期待と、BKを盛り上げていかねばという責任感を持ってスタートした3回生。中々結果が出ず苦しんだ春シーズンだったが、菅平合宿が転機になった。ラッシュアップDFが形になっていき、チーム全体も前に進みだした。また合宿といえばしんどすぎて忘れられない朝5時からやっさん、中武、根鈴、駿太郎らと頑張ったリハビリメニュー。からの基礎コンタクト。あれは肉体的にも精神的にもヤバかったが、何とか皆で乗り越えられた。そして最終日、アフリカオオカマキリの威嚇から始まる最高の一発芸大会と大盛り上がりのルイさんのビンゴ大会で全てが報われた。

上位を決めた大阪国際大戦、入れ替え戦をかけた龍谷大戦。あれだけアツいゲームの経験は今も活きている。そして最後の東大戦では1年間の成果を全て出せたベストゲームで、スクラムトライ、墾さんのトライは最高にかっこよかった。これまた楽しい1年間だった。

そして最終学年4回生。

スローガンAssembleを掲げ、最高の同期、後輩たちと最強で最高のチームを作ろうと突き進んだ1年間。思い返すと悔やまれることも多く、春シーズンの自身の怪我での長期離脱や公式戦の結果もBリーグ5位と、まだまだできることはあったのではと今でも考える。

ただリーグ戦最終戦のノートライで抑えた大産大戦。ほぼ完璧な内容だったOB戦と九大戦。AB両方勝てた東大戦。そこで今年取り組んできた事、京大のラグビーを皆で体現できたことは純粋に嬉しいし、次の世代へと残る財産にもなったと思う。そんなチームの主将として過ごせた今年も最高に楽しかった。

この4年間でたくさんの方に出会い、支えられ、思い切りラグビーができたこと。京大ラグビー部という最高の場所でかけがえのない経験ができたこと。本当に感謝しかありません。最後になりますが、ここまでチームを成長させてくださった監督団の皆様、常にサポートし続けてくれたマネさん、一緒に引っ張ってくれた同期、ひたむきについてきてくれた後輩たち。この恩、一生忘れません!本当にありがとうございました。






加清渓太

まずは4年間、自分に関わってくれた先輩、同期、後輩のすべての人に感謝したいです。入学したときには、コロナもあってラグビーをするのも難しいときがありましたが、そのような人たちのおかげで活動を続けることができ、最後今年の東大戦まで駆け抜けることができたと思っています。ありがとうございます。自分は昔からラグビーをやっているのですが、大学でこんなにも成長することができるとは思っていませんでした。ここが京大ラグビー部の一つの良さだと思いますし、これがあるからこそ楽しくラグビーを続けられたと思います。その中で、ラグビーは自分1人ではなく、ドリームチーム、スタッフも含めたチーム全員でするものということを改めて知れたのが自分の中で大きな成長かなと思います。来年以降、後輩たちもまたチーム一つになって頑張ってほしいです。改めて、本当にありがとうございました!




朝比奈佑紀

村上組で副キャプテン、FWリーダーをやらせてもらった朝比奈佑紀です。

今年のチームが始まる時に最後に「ラグビー楽しかったな」と思えればいいなと思いシーズンに入りました。3年生まではリーグ戦に先発したこともなく、短い間しか出ることのなかった僕はラグビー自体が楽しいと思うことはあまりありませんでした。ラグビーが楽しいというよりはみんなと会って話すのが楽しいから部活に行っていました。本当に楽しい先輩同期後輩に感謝です。しかし、しんどい練習はしんどいままだしみんなと他でも会えるならそこにラグビーは必要なかったかもしれません。こんな僕でしたが先輩たちの熱い思いや悔しさをみていくうちに強くなりたい、このチームで勝ちたいと思うようになりました。4年時はその思いで頑張りましたが届きませんでした。副キャプテンとしてもっとできたことがあったのではないかと悔やまれることもあります。今年のチームの悔しさを後輩たちが晴らしてくれるのを楽しみにしています。来年は公式戦はもちろん、練習試合も行ける日は全部見に行こうと思っています。また練習などで手伝えることがあればいつでも呼んでください。なぜか来年も大学にいるので僕にできることならなんでもします。

今年、村上組の掲げた目標は、Bリーグ1位とみんなでラグビーが上手くなろうというものでした。後半がとても良いと思っていました。練習も型にこだわるのではなくラグビーが上手くなるための練習を村上が組み立てくれました。やっとラグビー自体が楽しくなってきました。またこの練習のおかげで今年一年、みてて面白いトライがたくさん生まれました。特に東大とのB戦(今年はドリームと呼んでいました)はすごいトライがたくさん生まれて、応援していて本当にたのしかったです。引退してからも何回もスプライザで見返しました。ドリームが強くなれたことが今年のチームがAssembleできた証拠だと思います。

最後になりましたが、4年間支えてくださった監督団、OBの皆様本当にありがとうございました。そしてすぐ怪我ばかりする僕を今まで見守ってくれた両親、本当にありがとう。

19年ほどのラグビー人生の区切りをこのチームで迎えられてよかったです。一生の思い出になりました。後輩たちが怪我なく、ラグビーを楽しんでくれることを願っています。そして、大学院に行きたい者、しっかり勉強するんだぞ、朝比奈先輩との約束だ。





信原壮馬

101年目の京大ラグビー部主務を務めました信原です。

私自身、短い期間に2度大きな怪我に見舞われ3回生の夏頃からプレーヤーから退き学生コーチ兼マネージャーのような形でラグビー部に携わっていました。

選手の皆は大変なことも多いので私が主務もやってやらないとという使命感で始めましたが終わってみれば多くのOBさんとの交流もあり、ぼやきたくなる日も少なくなかったですがよく1年間やりきれたと思います。

今年の村上組のチームとして心地いい空間であったことや選手の皆が真剣に勝ちに向かって努力していたことが何よりの原動力だったように振り返って思います。

これからはOBとして後輩たちの活躍を見ていくのが楽しみです。





佐藤孔明

今年度風紀委員長を務めた佐藤孔明です。

最後の東大戦が終わってから年末年始を挟んでこのコメントを書いていますが、まだまだ引退の実感は湧いてません。

振り返ると、京大ラグビー部は高校の時と比べて人数も多く、綺麗な人工芝の上で毎日チームランの練習ができて、めちゃくちゃ恵まれた環境だったなと改めて感じています。学生主体で自主的に活動でき、それに加えて監督団やOBの方々のサポートも手厚く、何不自由なくラグビーに集中することができました。

これを特に実感したエピソードは、スクラムに関してです。高校の時から僕はプロップでしたがずっとスクラムが苦手でした。高校ではスクラムを組める人数もいないし1.5mルールもあったし、正直大学に入った時は端からスクラムで強くなるのは諦めてそれ以外のことで自分のバリューを高めようとさえ思っていたほどです。ですが大学に入ってからは、入れ替わり休みながらスクラムをできるほど部員がいて、プロップをしていた志村コーチがいて、スパイクが食い込む柔らかい人工芝があって、今ではBリーグで一番スクラムが強い3番になれたという自負が芽生えるほど強くなれました。もちろんまだまだ至らない点も多かったですが、自分が楽しくラグビーできていたのは間違いなく京大ラグビー部の恵まれた環境のおかげだと思います。監督団、OBの皆様、本当にありがとうございました。

そしてもちろん、チームメイトにも感謝しています。大学生活での大半の時間をチームメイトと共に過ごしていたと思います。高い目標を目指して、練習でチームメイトと切磋琢磨する時間、試合で全力を出して喜んだり悔しがったりする時間、オフで一緒にバカをしたりダラダラ過ごす時間、そんな最高な青春を京大ラグビー部のおかげで大学でも過ごすことができました。ついでにしつこく勧誘してくださったMSさんにはとても感謝しています。

ありがとうございました。