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2017

求む、クソゲーマー

安部君からディープな紹介を受けた寺島です。本当にディープ過ぎて“不快”な気持ちになりました。

さて、京大生に相応しい高度なギャグをかました所で、本題に入りましょう。
近年、若者の読書離れが進んでいると叫ばれています。今年の大学生協連の調べによると、1日の読書時間がゼロの学生は49.1%にも達し、2004年調査開始以来、過去最高となっています。ここまで読書離れが進んでしまった原因はスマートフォンの普及でしょう。実際私もスマホを持つ前より、読書量は減っています。読書の代わりに、スマホで「クソゲー」をやり始めたのです。私の言うクソゲーとは、「スマホで簡単にでき、クオリティが低く、単純操作で主に記録を競うゲーム」のことです。私はこの「クソゲー」という魔物に魅了されたのです。
私のクソゲーキャリアは高校生から始まったのですが、当時は同じ部活のクソゲー仲間でありライバルでもある相川と日々鍛錬していました。「タックルの嵐」「鬼蹴り」「白いところ踏んだら死亡」「トラップアドベンチャー」といった皆様ご存知の有名作は勿論のこと、「湯けむり温泉スライダー」などのマイナーなクソゲーもやっていました。クソゲーの良いところは、努力が明確に結果に繋がるという点です。やればやるほど記録が伸びます。だからこそ、ライバル相川との記録争いが熾烈になります。絶対的な相川の記録を塗り替えた後、「相川くん、調子はどう?」と煽るときの脳汁の分泌は半端ないものでした。僕もよく相川にこれをやられたものです。
そんな僕らも大学生になり、以前ほどはクソゲーをやらなくなりました。ハイクオリティなソシャゲが人気を集めたためです。たまにクソゲーをインストールしても、周りには相川ほどの実力者はおらず、張り合いのない環境で、虚しさを感じます。最近「タイムロッカー」というクソゲーで、鈴木賢人が自慢気に見せてきたスコアが、僕のベストスコアの半分以下だったときには、世も末だと感じ、深い悲しみを覚えました。
このように若者のクソゲー離れによるクソゲーマーの淘汰という現象も見て取れます。読書離れから、クソゲー離れへ。この目まぐるしく動く現代社会に、我々はどのように適応して生きていけばいいのでしょうか。


次はハンドオフが強すぎた鈴木賢人です。

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