引退の挨拶 2019年度4回生 part3

2020/04/06


小粥 康平 (医 WTB)

 4年前のラグビーワールドカップの日本代表の奮闘ぶりに触発されて京都大学体育会ラグビー部に入部し、約4年が
経ちました。ラグビー部のおかげで、非常に濃密な4年をおくらせていただきました。振り返ってみれば、僕の同期選手はスタープレーヤーばかりで、普通の学校なら一緒にプレーをさせてもらうこともできないようなすごい選手ばかりでした。そんな中、中学でラグビーをやめた自分にとって大学ラグビーのフィジカルレベルはとても高く、入ってすぐの頃はついていけないかもしれないと思いました。それでも、皆と一緒に強くなりたいという思いを以て4年間努力を続けて本当によかったと感じています。プレーヤーとしては未熟で、試合に出場する機会は少なかったですが、チームが壁にあたって悩んだこと、新しい試みが上手くいって喜んだこと、そして何より勝利の喜びをこのチームの皆と分かち合えたことは一生の宝です。

 僕たちは、ひとまず最前線を去り引退ということになりますが、今年打ち立てた目標は京大ラグビー部を10年後、100年後に日本一のチームにすることです。そのために多くのことを残したと思います。今後は、現役の後輩の皆も、これから後輩になるまだ見ぬ選手も、僕が4年お世話になったラグビー部で大きくなってくれることを祈ります。祈るばかりではなんなのでいい環境でラグビーができるよう、できることなら喜んで協力します。

 最後になりましたが、監督団、OB の皆様、先輩後輩、多くの人の尽力なくしてプレーはできなかったと改めて感謝の思いを表明し、挨拶を終えさせていただきます。4年間本当にありがとうございました。


鈴木 賢人 (工 No.8)

 降格してしまった 1 年目、C リーグを勝ち上がり昇格した 2 年目、平成最高の成績を残した 3 年目、そして B リーグ中位に沈んだ4 年目。この 4 年間とてもたくさんの経験をさせてもらいました。思えば辛いことばかりでしたが、その中で私のラグビーへの原動力になっていたのは試合に勝ったときの一瞬の喜びだったように思います。入部したころは自分がゲインしたりトライをすることに面白さを感じていました。しかし、いつしか絶対に落とせない試合の独特な緊張感、そして自分たちより強い相手に勝った時の喜びがそれを上回っていました。特に大阪大学との入れ替え戦、昨年の追手門学院大学、花園大学、今年の大阪国際大学に勝利した時の、これがラグビーをしている理由なんだと思わせてくれるほどの激しい喜びはこれからもずっと忘れることはないと思います。この原動力があったからこそ 4 年間ウエイト、フィットネス、コンタクト、厳しい試合などを乗り越えられました。

 今現役の皆には、それぞれ違う原動力があるかもしれないし、自分にはないという人もいるかもしれない。どんなものであっても、チームのために最大の熱量を生み出せる原動力を見つけて、それを燃料にしてがむしゃらに努力してほしいと願っているし、それは絶対にかけがえのない経験になると思います。

 最後になりましたが、監督団、OB の方々、保護者の方々、多大なるご支援ありがとうございました。これからは OB になりますが、少しでも後輩たちの力になれるよう尽力します。4 年間本当にありがとうございました。


草野 凱史 (MG)

 4 年間ありがとうございました。京大ラグビー部に入部してから、もう 4 年の月日が流れたと思うと、大学生活もあっという間だったと感じます。この 4年間を思い返してみれば、ラグビー部と過ごした時間の多さに驚かされます。シーズン中にはもちろん週5で会っていましたが、オフ中にも一緒に遊んだり旅行に行ったりと、部活動の時間だけでなく楽しい思い出もこの部活のメンバーと作ることが出来て、本当に良かったです。改めてこの部活が、部活の先輩後輩が、そしてなによりも同期が大好きだなと感じました。そして、そのような部活の一員として過ごさせていただいたことを誇りに思います。

 僕は今までバスケやバレーボールなどの体育館競技をしていたので、ラグビーを経験したことはなかったのですが、毎日練習を見たり試合を応援したりするうちに、ラグビーという競技は本当に素晴らしい競技であると教えられました。僕は、ラグビーという競技は「気持ちを 100%表現できるスポーツ」だと思っています。勝ちたいという気持ちや、負けたくないという気持ちが、やがて選手の気迫や原動力となり、そして迫り来る相手へと立ち向かう。その気持ちは見ている側でさえも熱くさせます。そのようなスポーツは他にないのではないかと思います。スタッフなので試合に出ることはありませんが、それでも勝ったらもちろん嬉しいですし、負けた時はとても悔しい気持ちになりました。今後、ラグビーという競技に関わることがあるかは分かりませんが、機会があれば是非関わっていけたらと思います。

 最後になりましたが、OB の方々には会費やふるさと納税、カレーの寄付などたくさん助けられました。この場を借りて感謝を申し上げます。ありがとうございました。来年のチームと OB の皆様の、今後のご活躍をお祈りします。