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引退の挨拶 2016年度4回生一同

2017/03/31


志村 大智 (主将 農 PR)

 

 ラグビー部を引退してから数ヶ月が経ちました。この4年間を振り返ったときに頭に浮かぶのはラグビーのことばかりで、それだけ自分の大学生活に占めるラグビーの割合が大きかったことを改めて実感しています。

  高校まではずっとクラブチームでプレーしてきた自分にとって、伝統ある京大ラグビー部で過ごす日々は新鮮なことばかりで、時には思い悩むことも確かにありました。特に最後の一年間は主将という立場もあり、極めて印象的な一年になりましたが、思えば自分のラグビー人生は常に挫折と成長の繰り返しで、主将という責務はその中でも最大のチャレンジでした。結果としては、このチャレンジはとても成功とは言い難いものにはなってしまいましたが、この挫折から学びを得て、再び自らの成長に繋げていくことこそが人生をより遠くまで導く経験だと言えると感じています。またそういったことも含めて、この4年間は貴重な時間だったと心から思えるような日がきっと来るような気がしています。


中村 雄太 (副将 農 FB)

 4年間ケガばかりで、結局試合で自分の理想とするプレーができずに終わってしまい、とても後悔の念が強いです。一方で、練習やトレーニングで部員のみんなと汗を流した日々は、本当に幸せな時間であったなとも思います。なので、もっとみんなとラグビーをしたかったというのが本音です。最後になりましたが、同期、先輩、後輩、監督団、コーチ陣、OBの皆様4年間本当にありがとうございました。

大藤勇太 (法 FL)

 

 学生生活はあっという間だとよく言いますが、僕にとってこの4年間はとてつもなく長い時間でした。ハードな練習、ただ外から見ることしか出来ない試合、出ても勝てない試合、そんな辛い思い出ばかりのせいかもしれません。それなのになぜ4年間も続けてきたのか、僕もよく分かりませんが、今思えば4回生に上がる時が大きな分岐点だったと思います。

 はっきり言って4回生になるまで僕はただ練習をこなしていました。もしかしたら大学に入るまでもそうだったのかもしれません。ただ練習に来て、何も考えず走り回って、やった気になって帰る。全くチームの役に立たない人間でした。

 4回生になり、なぜ遊びもせず勉強もせずこんなしんどいことに時間を割いているのか考え、そしてどれだけ自分が時間を無駄にしてきたのか気が付きました。このままでは何も残らず終わってしまうと思い、僕は「本気で」ラグビーを始めました。毎回の練習が勝負で、どうすればいいか本気で考えました。どうやったらAチームの奴を仰向けにできるか、どうやったら試合に出られるのか、どうやったら勝てるか。本気で考えて本気で実践しました。只々誰かに評価されたい、チームに貢献したいという一心で1年間やってきました。それで結果が出た時が、最高の瞬間でした。この瞬間を味わいたくてずっとラグビーをやり続けてきたんじゃないかなとその時思いました。

 最初から本気でラグビーに取り組んでいる人は周りにたくさんいます。そうやって1年からずっと試合に出続けている人もいます。だから僕は偉そうなことは言えません。でもそんな時間を無駄にしてしまった僕だからこそ言いたいのは、一度でいいから、何のために遊ぶ時間も勉強する時間も削ってラグビーをしているのか考えてみて欲しいということです。ラグビーをしていなかったら、バイトもできる、留学もできる、毎日飲みにも行ける。それでもなぜラグビーをしているのか。後輩のみんなにはその意味を考えて、「本気で」ラグビーに向き合って欲しいなと思います。

 最後になりますが、お世話になりました監督団、OBの皆様、面倒を見てくれた先輩や後輩、こんな僕と4年間付き合ってくれた同期、そして温かく見守ってくれた家族にお礼を言いたいと思います。本当にありがとうございました。


奥田 博貴 (工 LO)

 

長かったようであっという間の4年間でした。自分の大学生活を振り返ると、ラグビー部で過ごした時間ばかりが思い浮かびます。どれだけしんどくても、4年間部活を最後まで続けられたのは、結局のところ、ラグビーが好きだったからだと思います。

そんな4年間の中でも、やはり最後の年が一番記憶に残っています。優秀な後輩を4月に迎え入れ、春の定期戦で少しずつ自信をつけて、夏にはスクラムという武器を手に入れて、満を持してシーズンに挑んだことを覚えています。それでも蓋を開けてみれば、入れ替え戦に負けて21年ぶりのCリーグ降格。ここまで京大ラグビー部として戦ってきたOBの皆様、何より優れた能力を持っているにも関わらず、Cリーグで戦うこととなってしまった後輩たちには、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

勝負の厳しさ、というよりかは、自分たちの甘さを痛感しました。振り返ると、自分たちは「勝ち」にこだわりきれなかったと思います。それは、個人のラグビーに対する姿勢の真剣度もそうなのですが、チームとしての準備不足も大きかったように感じます。引退した今だからこそ、ああすればよかった、こうすればよかった、思うことがたくさんあります。その中でも最も後悔していることとして、同期とラグビーのプレーやラグビー部について、もっと言葉を交わせばよかったなと感じています。今年の4回生は、普段から楽しい雰囲気がある一方で、どこかお互いの本質には干渉しないような空気もあったように感じます。そういった空気がどこかにあったからこそ、シーズン終盤の崖っぷちの時に、あと少しの粘り強い部分を出せなかったのではないかと個人的には感じています。

こう振り返ると、決して出来のいい代とはいえない僕ら4回生ですが、それでも試合前のジャージ渡しの時に、「4回生のために…」と言ってもらえるのは本当にうれしかったし、いい後輩を持ったなと感じてます。後輩だけじゃなく、支援をしてくださるOBさん、大学ラグビーを教えてくださった先輩方、同期、そして両親のおかげでここまでラグビーをやってこれたのだと、今頃になって痛感しています。今まで本当にありがとうございました。決していい結果を得ることは出来ませんでしたが、僕はこの部活に入ってよかったです。


杉原 大樹 (会計 工 CTB)

 はじめに、4年間、いや、3年間京大ラグビー部で過ごすにあたり、御支援いただいたOBの皆様に感謝申し上げます。3年間というのは、僕は2回生からの途中入部でして、実力的にも人間的にも未熟な僕をラグビー部は受け入れてくれました。このラグビー部生活で、時にはたくさん辛いこともありましたし、自分の選択を後悔したこともありました。しかし、やりきったということが、きっと今後の人生で大きな意味を持つことになると信じています。これからは、この3年間の経験をもとに、全力でクラブの役に立ちたいと思います。

高濱 克典 (文 WTB)

 

 宇治のグラウンドで入部宣言をしてから4年間、苦しくも楽しい、充実した日々を送ることができたなと思っています。リーグ戦の結果やけがが多かったことなど後悔がないわけではないですが、京大ラグビー部に入ってよかったと胸を張って卒業することができます。このような貴重な4年間を過ごすことができたのは、同期、先輩、後輩そして監督団をはじめとしたOBの皆様のおかげであると感謝しています。4年間お世話になりました。

中井 友也 (主務 農 LO)

 

 まずは今年度の我々の活動に対して様々な形でご支援くださった皆様にあらためて感謝したいと思います。本当にありがとうございました。そのうえで結果が残せず、Cリーグに降格してしまったことを情けなく感じております。

 実は今年のチームというのは例年以上の手ごたえを持ってリーグ戦に臨んでおりました。それは能力の面でも精神的な面でも非常に優れた後輩たちが多くおり、夏合宿から秋の定期戦にかけての試合内容も良かったからです。しかしいざリーグ戦が始まるとちょっとしたミスや気持ちの持ち方で試合が大きく動き、勝負ということの難しさを感じました。正直に言って強豪校に大敗した試合に関して思うことはあまりありません。しかし勝てたかもしれない試合でしてしまったミスというのは時間が経った今でも後悔が残っているのです。あのボールをキャッチできていれば。あのとき正しい判断ができていれば。普段の練習というのはそういった一瞬一瞬でミスをしないために、またこれだけやったのだからミスしてもしょうがないと思えるためにあったのではないかと思います。そういった意味ではプレー自体というよりも、どうしてあと少しの居残り練習をしなかったのだろう、どうしてもっと自分の弱点に向き合わなかったのだろうという点に後悔しているのです。

 幸いにして最後の東大戦に勝つことができ、勝つことの喜びを思い出すことができました。後輩たちにもこのような思いを多くしてもらいたいと思いますし、強くなれる資質というのは十分に持っていると思います。再びBリーグに復帰し、Aリーグに挑戦できるような日が来るようにこれからはOBとしてチームに貢献していきたいと思います。

 

西脇 甲修 (農 HO)

 卒業式を終え、大学生活は本当に一瞬だということを痛感しています。私は体育会への憧れから大学でラグビーを始めました。入部してからの目標は経験者との実力の差を埋めてレギュラーになることでした。しかし、自分の努力が足りなかったためその目標は叶えることが出来ず、レギュラーに定着することは出来ませんでした。当初の目標を達成することが出来ず全く悔いのない4年間を過ごせたとは言えませんが、充実した大学生活であったと思います。私に指導をしてくださる先輩、慕ってくれる後輩、そして公私共々私と付き合ってくれた同期に恵まれ私は本当に幸せだったと思います。これからはチームに所属して京都大学ラグビー部に恩返しをすることはなくなりますが、OBとして後輩たちを見守っていきたいと思います。最後になりましたが、4年間ラグビー部を続けてきて本当によかったと思っています。OBを始め関係者の方々に御礼申し上げます、ありがとうございました。

橋迫 拓也 (法 SH)

 振り返ると長いようで短かった四年間でした。当初は大学でラグビーをするつもりはなかったのですが練習を見学してラグビー部の雰囲気に惹かれ気付くと入部していたことを思い出します。そしてその選択は間違っていなかったと思っています。これからは一OBとして京大ラグビー部を支えていきたいと思います。監督団、OBの皆様、チームメイトの皆、四年間ありがとうございました。

吉田 雅理 (農 CTB)

 四年間京都大学ラグビー部で過ごした日々は、私にとって、かけがえのないものであったことを、ラグビー部を引退した今実感しています。私は京都大学ラグビーに入部して、ともにプレーした先輩方や後輩のメンバー、応援してくださったOBの方々、同期のメンバーといった、多くの人と関わるなかで、ラグビーだけでなく、さまざまな面で自分が未熟であったことを認識しました。今後、京都大学ラグビー部を引退した今よりも、さらに成長していくことができるように励んでいきたいと思います。