|
暗くて憂鬱だった、というイメージの冬が去り、日が断然長くなって(5月でも9時ぐらいまで明るいです)、晴の日も多くなり、イギリスは初夏の最高の季節を迎えています。
特にブライトンは海辺の街なので、晴れて暖かい週末などは、日光浴を楽しむ人で浜辺は大賑わいです。そうやって日光浴を楽しむ人たちを見ていて思ったのですが、こちらの人はとにかく太陽が好きなのです。
私の通っている大学はキャンパスが芝生に恵まれているということもあって、晴れた日には、ただ寝転がって日光浴をしている人から、図書館の前などになると、勉強している(と主張する)人、パブの前にはビールを片手にギターを弾いている人などなど、とにかくたくさんの生徒が日光を求めて、外に出てきます。
天気のいい日にみんなが言う決まり文句は「こんないい日に部屋で勉強していられない」ということで、そら、今だ、この機会を逃すな!という感じで、すっかり夏の装いで太陽の下に飛び出してくるのです。
日本は、特に夏は蒸し暑いのと、それから女性は日焼けが気になるのとで、そんなに太陽が好きだという印象は受けないので、こちらに来る前にヨーロッパを旅行したときなどは、ヨーロッパの人達の「夏」を心からエンジョイしている様子を少し不可解な思いで見ていた記憶があるのですが、こちらで冬を過ごして見てそのなぞが解けた気がします。特にイギリスというせいもあるでしょうが、大袈裟に言えば今日のこのチャンスを逃しては、もうこんないい天気に巡り合えないのでは、という気にさせられるのです。
6月はこちらは学年末の試験期間なので、ますます日が長くなって暖かくなるこれからは、学生は、日光浴の誘惑と戦うことになるでしょう。
1999/05/30
|