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ギャップイヤー

 ギャップイヤーというのは、こちらの若者が高校(厳密には高校ではないのですが)を終えた後、大学に進学するのを1年先延ばしにして、旅行したりアルバイトしたりすることを言います。

 こちらは未だに階級の意識が強く、それに応じて、子供の進む進学課程も異なるようですが、基本的には17歳で大学前の学業を終えるようです。
 その最後の年に、自分の選んだ科目でAレベルという試験(作文のようなものを書くと思います)を受け、その成績と志願書や面接の結果でどこの大学に行けるかが決まります。

 そのような経過をたどって大学に入学を認められた後、「1年待って下さい」ということが可能らしく、ほぼ半分の生徒がそれを利用して世界各地を旅行したり、大学に来る前のモラトリアムを楽しんでいるようです。

 大学の席を確保しておいてくれるなんてずいぶん学生に都合の良い制度だな、と思いますが、大学に入学後は日本の学生より勉強しなければならないと思います。
 ただ、裕福でない環境から来ている生徒はそのようなことをする余裕はなく、直接に大学へ進学するようです。

 私のフラットメートも4人中3人がギャップイヤーを利用し、ずいぶんといろいろなところを旅行し、さらに今年から大学の学費が有料になったのですが(といっても1年20万円程度で日本より安いです)去年入学を認められているので3年間ただらしく、残りの一人は、ギャップイヤーの余裕がなかったからすぐに大学に来なければならなかった上に今年入学したので3年間学費を払わなければならない、というなんとも不公平なことになっています。

1998/12/03

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