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下の名前を先に書くという順序が示す以上に、こちらでは断然下の名前を使うことが多いです。オフィシャルなこと以外に、日常生活でまずもって苗字を使うということがありません。
友達同士ではもちろんのこと、先生も下の名前で呼んだりするのにはちょっとおどろきました。さすがに教授レベルになると、プロフェッサー誰某、と呼んだりするようですが、それ以外ならほぼ確実に下の名前です。
クラスでも苗字で呼ばれるなんてことはありません。日本のように苗字からあだ名をつけるということもなさそうです。というか、みんな仲良くなってもお互いの苗字を知らないなんてことも充分ありうるんじゃないかと思います。
あだ名といえば、苗字でつけることもなさそうだし、何か失敗をしでかしたりしたら、それに関するあだ名で呼ばれつづける、ということもどうやらなさそうです。
さらに、こちらはこの名前ならこのニックネームというのが決まっているパターンが多いので(キャサリンならケイトとか)、あだ名のバラエティーが少なくてちょっとさみしいかもしれないです(?)
苗字を使わないということで私が一番驚いたのは、ファーストフードやスーパーの店員さんの名札には下の名前を書くということです。名札に下の名前だけを書くなんて、日本の姓名もしくは苗字のみになれてきた私にとっては、なんだか働いているという感じがしなくて、いまだに少し違和感があります。
日本も核家族化が叫ばれて久しいですが、「家」というものに関する感覚はやっぱり全然違うだろうと思います。日常生活での苗字の扱われ方もそういう意識の違いに大きく影響しているだろうと思いました。
1998/11/02
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